校長室の窓から

拝啓 4年○組の皆様①

                                          

 4年生のあるクラスの学級通信です。長い文章なので,二日に分けてご紹介します。担任のユーモアには,感心しました。また,読んでいる時の子ども達の笑顔が目に浮かぶようです。

 「骨川すねお」と申します。年に一度皆様の前に登場し,皆様の学習のお役に立てればと思い理科室におります。毎年私の名前は変わります。ある年は,「ブルック」ある年は「ガイコツくん」また,ある年は「ほね」といつも同じ風貌で皆様の前に立ちますが,呼ばれ方は変わります。

 今年の「骨川すねお」は,私的には,とても気に入っております。某アニメのキャラクターとは分けて考えてほしいとは思います。これを機に,「すねちゃん」なんて言われると私もテンションが上がり,もっと皆様のお役に立てるのではないかと思っています。

 先日,理科の先生が私の腕だけを教室に運び,授業されていました。その中で私の腕は,筋肉がないと動かすことができないことがわかったのではないでしょうか。発表した皆様の説明で,ご理解を深められていない友だちにも十分その構造が理解できたと思います。説明してくださった皆さん。わかりやすい説明をありがとうございます。現在,私には筋肉というものがついておりません。だから,理科室でお会いするときは,体を動かすことができないのです。ご了承ください。 (つづく)

 専科の教師が授業をしているときも,担任は時々,子ども達の様子を見に行くことがあります。授業の内容がわかるのも子ども達と教師だけですから,通信を持ち帰ったときにお家での会話が弾むのではないでしょうか。学校の様子を話す会話のひとときは大切な親子の時間ですね。