校長室の窓から

コロコロを使って

 1年生は,白い紙袋を使って製作をしています。スポンジローラを使って,色とりどりの絵の具を袋の側面にのせる作業です。ローラーの面は,でこぼこの物や横線が入った物などバラエティーに富んでいます。市松模様や縞模様が次々にできあがります。
 乾かないうちに次の色をのせるのは,色が混じってしまうので,ドライヤーを使って先にのせた色を乾かしてから,次の色をのせています。たくさんの種類の作業手順を覚えて,順番を守って作業している様子に感心しました。入学してから3ヶ月が経とうとしていますが,本当に,子ども達の成長は目を見張るものがあります。できあがった袋は,工作を持ち帰る袋になるようです。
 色々な報道では,『若者の教師離れ』,『教師不足』や『過酷な仕事』,『定額働かせ放題』などと報じられていますが,毎日の学校生活で,子ども達が成長する姿を見られることが,私たちの喜びでもあります。また,教師の仕事が,1日たりとも同じ日がないことも楽しいことの一つです。