校長室の窓から

漢字を学びながら

 昼のひばりタイムは,新出漢字の学習と計算ドリルの反復練習にあてられています。この日の1年生のひばりタイムは,『口』と『年』の漢字を学んでいました。『はね』や『とめ』,『はらい』に気をつけながら形を正しくとらえて,丁寧に書くことを学びます。教師と一緒に,書き順も画数も手を動かしながら練習していました。この学習スタイルは,6年生になっても変わらずに続けられています。1年生は,1年間で新しい漢字を80字学びます。

                 

 新しい漢字を使った言葉を発表していきます。固有名詞もあげられていて,私の名前も発表してくれていて,少し恥ずかしい気持ちになりました。中には「くちばし」と発表する児童には,「この漢字は使わないよ。一文字(嘴)でくちばしと読むのだよ。」と説明していました。「いとぐち」と発表する児童には,「難しい言葉だね。どんなときに使われていたの。」と問いかけていました。その子どもは,「本に出てきた。」と答えていたので,「解決の糸口なとど使うね。」とテレビアニメを例に出して説明を加えていました。漢字一文字を学ぶ中で,みんなで語彙を広げています。