校長室の窓から

スキー学校 こぼれ話①

 4年生のスキー学校は,例年,暦の上で一番寒いといわれる大寒過ぎ(1/24~26)に予定されているのですが,今年は,積雪が全く無く,子ども達の風邪症状も増えてきたという理由から,延期になってしまいました。旅行社と宿舎やバスの調整をした結果,立春後の2/13~15の日程の実施となり,昨日,全員無事に帰ってきました。私は,引率で子ども達と共にいましたので,素晴らしい雪山の写真を添えて紹介したいと思います。
 延期に際しては,天候のことですので,変更した時期に雪があるかどうかの心配がありました。もし,積雪が無ければ,別のプログラムを考えなければなりません。『雪がないのでスキー学校は中止です』とはしたくなかったので『冬のキャンプ』と名称を変えてでも,子ども達を連れていきたいという気持ちは,引率教員全員一致していたと聞いていました。私も子ども達の体験を大切にしてやりたい気持ちは同じでしたので,異議はありませんでした。私たちの願いが通じたのか,1月下旬の寒波で,十分な積雪があり,子ども達も教師もほっと胸をなで下ろしました。あとは,インフルエンザの蔓延の危惧です。早め早めに学級閉鎖をして,広がりを抑えました。
 体調不良などで少しの欠席者はありましたが,131名の4年生が2月13日に予定通り出発しました。初日の兵庫県北部の予想最高気温は15℃と4月上旬の予報でしたが,道路状況も良く,予定通りに到着しました。息を飲むような素晴らしい青空のハチ高原。駐車場から宿舎までの移動と,スキー講習のスタートの様子とともにご覧ください。             【つづく】