校長室の窓から

雲雀丘さくらだより②

 先週の土曜日と昨日の日曜日で日本の各地から桜の便りが届きました。天候にも恵まれて,気温も上がり,絶好のお花見日和でした。雲雀丘の桜も満開になり,入学式を控えた中学生や小学生が大きめの制服に身を包み,満開の桜の下,入学式の『前撮り』に大勢来られていたようです。
 スマートフォンのカメラ機能も随分向上したので,とてもきれいな写真が撮れます。データーで残しておきたい気持ちもありますが,しっかりと目で見て心のアルバムに残すことも大切だと思っています。
 例年は,温暖化の影響からか,春分の日が過ぎると瞬く間につぼみが膨らみ,3月の末に満開を迎えると入学式を待たずに散ってしまうことが多く,式辞に桜の便りを盛り込むことができませんでしたが,今年は,なんとか間に合いそうなので,嬉しく思います。満開の花の風景と,始業式,喜びの入学式が子ども達の心のアルバムに残ってくれることを祈っています。加えて,桜の花が長らえてくれることも祈っています。
 (桜の花が,下を向いているのは,みんなに見てもらえるためだそうです。)