心まにまに
2021/07/28
手をつかって
お子さんは、どんなことに手を使っていますか。
食事、着替え、洗面、勉強、どれも手を使いますね。
楽器の演奏、スポーツ、お絵かき、
パソコン、ゲーム、かばんを持つ、これらも手を使います。
手(指先)はいろいろな使い方をすることで、
脳を刺激すると言います。
夏休みの間、
手に普段とは違う体験をさせてあげてください。
例えば、
お寿司を握る。
シャリを手に取り、形を整えて、ネタを合わせて…。
じつは、私も小学生の頃に挑戦しましたが、
シャリとネタの一体感がまったく感じられない
にぎり寿司(おにぎり?)が出来上がりました。
でも、楽しかったことは、よく覚えています。
卵を割る、卵白を泡立てる、缶切りを使う、
パン生地や挽き肉をこねる、というのも、
手には楽しい経験だと思います。
包丁でリンゴの皮をどれだけ長く剥けるか、それも楽しい。
上級生になったら、
プラモデルを一人で作る、ナイフで鉛筆を削る、
裁縫をする、そんなことも出来るでしょう。
私が高学年のときは「釣り」がブームになりました。
友だちと一緒に釣りに行くため、
夏休みは釣り針に糸を結ぶ練習をしました。
上手く出来ず、心が折れそうになるのですが、
きれいに仕上がると嬉しいものです。
その針で魚が釣れると、なお嬉しいのです。
うまく出来なくても、体験することが大切。
最後に、小学生のころによく作ったのが、これ。
分かりますか?
空き箱で作った『水族館』です。
夏休みの工作の定番ですが、
なぜか、これを作ることが好きでした。
切ったり、貼ったり、塗ったり、結んだり…、
いろいろな手の使い方をするからかな?