ひばりっこブログ

「親孝行の日」に向けて(3年生)

 3年生は、学校創立から10年間のことを道徳の時間で学びました。鳥井信治郎先生や土井信男先生の苦労した話など初めて知ることも多かったようです。

 本校は、公立の学校の分校として、たった2人の先生、36人の子どもたちから始まった学校です。授業で、70年前の本校について書いた新聞記事の見出しを考えさせました。「日本で1番●●学校」。この●●に入る言葉を考えさせたとき、「挨拶がすばらしい学校」「すてきな」という意見が子どもから出た時には、現在の子どもたちが本校をどのように考えているのかが分かり、嬉しくなりました。答えは…「日本で1番貧しい学校」!想像だにしなかった答えに驚いていました。

 歴史を知った上で、これからの学校生活を「親孝行な人はどんなことでも立派にできる」という鳥井信治郎先生の言葉を大切に過ごして欲しいと思っています。

 また、3年生は、お家の方にプレゼントをする花「ペンタス」を育てました。「自分のためではない、プレゼントのために育てる。」いい経験です。水をあげる子どもたちの優しいまなざしに心が温まりました。

 まとめとして書いたお家の方への手紙には、学校の歴史を知ったこと、お家の方への感謝の気持ちがあふれていました。その手紙を読んだ保護者の方のまなざしもきっと優しいものだったことでしょう。

   

 ペンタスの花言葉は「希望がかなう」「願い事」です。みんなの願いや希望がかなうことを願っています。