心まにまに

ド・レ・ミ・レ・土鈴

中学年図工室の前を通りかかると、

4年生が黙々と作業をしているのが見えました。

「なにをしているのかな?」

教室に、お邪魔させてもらいました。

 

 

『土鈴(どれい)』作りですね。

 

粘土の玉を新聞紙で包み、

その上に粘土をかぶせて好きな形に造形し

電気窯で焼きあげる。

中の新聞紙は燃えて無くなるので、

振ると中の粘土玉がころがり、

「カラ、コロ‥」と乾いた音が鳴ります。

 

この時間は、焼きあがった粘土に

水彩絵の具で彩色をしていました。

女子は丸いフォルムにして、

動物に仕上げる人が多いようです。

 

男子は、自動車あり、

サメあり、

発想がおもしろい。

ラグビーボール形もありましたよ。

 

図工は2時間続きの授業です。

この写真を撮ったのは2時間目の終わり頃。

それなのに

「もっと、やりたーい!」

という声が上がっていました。

自分の作品が完成に近づくことに

ワクワクしていたのでしょうね。

 

授業の終わりに子どもから

「もっと続きをしたい!」

と言ってもらうことほど、嬉しいものはありません。